『うる星やつら』(2022)のこと
お昼のお供にと、今さらながら『うる星やつら』(2022)の第1話を視聴。
思った以上に「昭和」なノリで困惑。
今これを製作することの意味はなんだろう。
ノスタルジー? 家族?
平気で繰り返される「生まなきゃよかった」に、かつてこの言葉の流通が許された時代があったことを思い出さずにはいられない。けれども、
それが言えた時代とは何だったのだろう。
言えなくなった今とは何なのだろう。
こうした現代のPC(と、それにともなう息苦しさとも少し異なる何か)を踏まえた揺さぶりを、このテクストが内包していると読むのであれば、
途端に批評的なものとして立ち現れてくる。
さて一体どうなのやら。もう少しウォッチしてみたい。